“いきかえり”は、古民家や古材が“生き返る”、まほろば(理想郷)の料理
で“心身が生き返る”、そして“行きも帰りも”という意味を持つ。瀧波の名
は、大正時代に商いを興した「瀧蔵」「おなみ」夫婦に因む。
石韻亭や有馬亭、六号亭、毘龍軒など、七つの壮大な木造建物が旧国道13号
線沿いのワンブロックを占めている。ダムに沈む運命、住む人がいなくなって
積雪で崩壊する運命にあった100年を経た建物や古材、古木などを、手間と
資金をかけて移築・保存、宿として現代によみがえらせた。
源泉は62℃。切り傷ややけど、慢性皮膚病、婦人病、糖尿病などに効く弱ア
ルカリ性、ナトリウム・カルシウム含塩化物泉。戦で負傷した武士たちが傷を治
すために入浴したとき、湯が赤く染まったことに因んで赤湯と名付けられたとい
う。浴槽の底からこんこんと温泉がわく「湧く風呂」や「泡風呂」「滝風呂」
「露天大石風呂」「蔵王大岩露天風呂」など、瀧波八湯をたのしめる。
山にかこまれた“まほろばの里”は食材の宝庫。自家農園「瀧波ファーム」も
ある。米沢牛や米、蕎麦、さくらんぼ、ぶどう、西爪、山菜など枚挙にいとまが
ない。「しょうゆの実」や「藻塩」、「こじらかし」、「紅花のおひたし」などはくせになるうまさ。「大庄屋箱膳」に盛られ
た米沢牛のさしみや豚シャブ、山菜など、いわゆる旅館料理とは異なる“まほろば料理”を地酒やワインで味わうのは至福。
炊き立ての白米のご飯もあるが、宿泊客も参加して餅をつき、そのつきたての食べ放題朝食は楽しく、うまい。すっかり廃れて
しまった餅つきで、座は賑わい、子供たちの眼は輝く。
地 域
|
北海道・東北 (山形県・赤湯温泉) |
カテゴリー
|
観光地旅館 |
おすすめ
|
小グループ 大グループ 家族 夫婦 カップル シルバー 1人旅 |
施設・備品・ もてなし
|
客室数35室(露天風呂 男女内湯 宴集会場 車椅子対応 外客対応
夕食・朝食:客室 食事処 宴会場 |
住 所 |
〒999-2211 山形県南陽市赤湯3005 |
TEL |
0238-43-6111 |
FAX |
0283-43-2601 |
検索・予約 |
http://www.takinami.co.jp |
アクセス |
●東京方面から:JR東北・山形新幹線 赤湯駅
仙台方面から:JR東北新幹線 福島駅(山形新幹線)赤湯駅 |
地 図 |
Googleマップで見る |
|
(2010-11-16)
TOP>
今月の100年ホテル投稿ベスト10>いきかえりの宿 瀧波
Copyright(C) 2011-2013 JOJOGROUP 100年ホテル All Rights Reserved.